「鎌倉山にサウナ？！」

先日、経営者仲間のSさん（本人からの希望で今後は「マーニーさん」と呼ぶことにします）に誘われて、鎌倉山にある古民家に行きました。
その古民家は鎌倉山某所にある建物で、和室や武家屋敷調の造りに歴史を感じさせる建造物の屋上になんと「サウナ」があります。笑
そのサウナも一風変わっていて、日本式ではなくフィンランド式サウナだそうで、外観の形状はモンゴルのパオを思わせるドーム型です。サウナの内部中央に石を積み上げた円筒（「サウナストーン」と言います）があり、熱せられたサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させ、体感温度を上げて発汗作用を促進させます。このフィンランド式サウナ、日本では観るのも珍しいものですが、山下氏がご自身で制作なさったお手製というから更に驚きです。
しばらくサウナの中に入っていると、じわっと汗が浮かんできます。たまらなくなってサウナの外に出ると、そこには静寂と満天の星が私を迎えてくれます。なんと幸せな空間でしょうか。
鎌倉山の高い場所にありますので、界隈の生活灯もほとんどありませんし、車や人間だってほとんど通りませんからとても静かです。そこに在るのは自分と自然だけです。
一緒に参加したメンバーたちも自然にふれ、瞑想する人、床に倒れ込んで寝ている人、冷たい水を被って叫んでいる人、家族の話や仕事の話をしながら其々が自分らしい時間を過ごしています。このサウナ、マインドフルネス体験と呼ばれる山下氏が提供するメニューの一環なのですが、素晴らしく贅沢な体験をさせて貰いました。